Da-iCEが聖地 日本武道館に立った日のこと

2017年、1月17日(火)。

Da-iCEが初の日本武道館単独公演を成功させ、颯くんが言った通り『記憶から一生消すことのできない最高の記念日』になりました。

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2015年の目標だった日本武道館単独公演。
ついに、ついにその夢が叶うんだという嬉しさと、何事もなく開演を迎えられるのかという心配で、前日はお腹が痛くなるし定期的に泣くしで大変でした(笑)

 

九段下駅に来ると、駅構内にいくつも「日本武道館」の文字が並んでいます。

ひとつひとつ見る度に武道館に近付いていく実感が沸いて、「ああ、私は今から武道館に行くんだ」といつも思います。

地下鉄の出口を出たら、もう目の前には武道館の入り口。

単純にキャパシティの問題ではなく、日本武道館ってやっぱり特別な場所だなぁと思います。

 

入る前は真ん中に花道とかサブステージとか想像していたんですけど、いざ中に入ったらアリーナもびっしり客席で埋まっていて。

ステージサイドにも二階後方にも立ち見席にも人がいて、座席表を確認する友人の隣で二階を見上げながら早速涙が出ました。
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こんなにもたくさんの人が、Da-iCEを観るためだけに集まったんだと思うと。

そして、ステージの左右に並ぶ正方形の枠組で2014年のPHASE 2最終公演(ROPPONGI EX THEATER)を思い出します。

初めてセットが組まれたあの日から、形を変えてステージのどこかに取り入れられているんだといつだったか大輝さんが言っていました。

 

場内が暗転し、無数のサインライトの光に包まれたらもう、メンバーがまだ出てきていないのにすでに感動でボロボロ。

スクリーンに五人が順番に映し出される度に起こる歓声も、当たり前ですがどの公演よりも大きかったです。

 

Splash

ホールでは前面のみ隠していた幕がコの字型になっていて、武道館の客席の形状を表していました。

その幕が落とされ、LEDスクリーンのセットの上に並ぶ五人のシルエット。

ツアー初日の三郷公演を思い出しました。

今までで一番衣装らしい衣装を纏って、逆光の中に立っていた彼らは初めて客席を見てどんな気持ちになったんだろう。

ワンコーラス目はセットの上で踊り、2番のAメロと共に中央の階段からステージに下りてくる演出はホール公演と同じです。

ホールのステージでは窮屈そうにすら見えた大きなセットが、武道館のステージではとても映えていて。

武道館を見据えた構成なのは気付いていましたがMASAO先生さすがだなと思いました。

1曲目から客席全体が「Splash!」とコールする一体感で、雄大くんが泣きそうになった気持ちがわかります(もちろん私は泣きじゃくっていました)

 

SHOUT IT OUT

映像とリンクする振付で始まる、SHOUT IT OUT。

颯くんが投げた光がパフォーマーのお兄さん2人の元へと届くニクい演出です。

想太くんの「So everybody say!!!」と同時に広い客席中に爆発音が響いて、メインステージの端から端まで特効の煙が上がる盛り上げっぷり。

Splashと同様に「Oh oh oh oh」ではみんなの声が聞こえてきて、また涙が……

3年前にみんなが選んだこの曲が、デビュー曲で本当によかったなと思いました。

 

FIGHT BACK

曲のイメージに合わせて、セットに映る映像もその上のスクリーンも炎に包まれます。

武道館公演では左右にメンバーを映すスクリーンがあったので、その分メインのスクリーンではより多くの演出が取り入れられていた気がします。

(あんまり見る余裕はありませんでしたが)

PHASE 2のツアー初日、2曲目で想太くんの「新曲いきまぁーす!」で初披露されたこの曲。

「FIGHT BACK GONNA FIGHT BACK」の歌い出しが秀逸で、ツアー中だったかに徹さんが「電車で降りようとしたらこの曲のイントロでドアが開いて鳥肌が立った」なんて話をしていたのを思い出しました。

聞くとなんとなく気持ちが締まるのか、メンバーもキリッといい表情をしていてかっこよかったです。

 

MC1

ホール公演中は話しながら交代で上着を脱ぎに行っていましたが、この日は暑かったのか緊張が解けたのか全員バラバラと早めにTシャツ姿になっていました。

始まってずっと見せなかった素の表情がやっと見れて、とにかく嬉しそうでこちらも笑顔になりました。

お決まりの自己紹介では、広くなったステージでも3人と2人に分かれてちょこんと階段に収まっている姿が可愛くて。

大輝さんの「空前絶後のぉ〜〜〜(以下略)」から、徹さん、雄大くん、想太くんの順でスポットライトが予測不能に動きます(笑)

徹さんの「リハと違う!」と言う声が本気っぽくて、ああもう照明さんに愛されているんだなぁとしみじみしました。

散々いじられ続けて、最後颯くんはちゃんとオチを作れるのか……と心配で見ておりましたが(過保護)、左右の照明が回り込む形でぐわっと颯くんを照らしてくれてめっちゃめちゃかっこよかったです。

大輝さんに「颯だけズルくね!?」と言われていましたがあれは本当に美味しいとこ持って行った(笑)

颯くんが小さく「サンシャインのミドルネームもらっていっすか(笑)」って言っていたのがツボでした。

「全力でぶつかっていくのでー!みなさんも全力できてください!!!」

そんな力強い言葉を聞けて、本当に逞しく男らしくなったもんだなぁと。

私がずっとずっと見てきた中で、出会ってから今までで、一番かっこよかったです。

 

DATE

MCの流れで携帯の着信音が鳴り、そのまま曲に入るDATE。

その時に、「ライブで楽しめるように、僕と想太で作りました」と大輝さんが言っていました。

歌詞の内容そのままに、楽しみにしていたデートの模様を演じる五人がとにかく可愛い。

デートの前日に各々が準備をするんですが、颯くんがしているのは腕立て伏せ!(筋トレ嫌いなのに!)

寝坊して慌てて飛び起きるところで徹さんと颯くんが手を繋ぎ、互いを引っ張って立ち上がるのが大好きです。

あとは事前リサーチにメンバーが颯くんに耳打ちをするところで、毎回雄大くんがやたら長くて颯くんが笑っているのが気になって仕方ない(笑)

大輝さんがアタフタ走り回るところは、愛媛公演の時に大袈裟にやりすぎてTシャツが捲れ上がって、本人が恥ずかしそうにしてたなぁなんてホール公演のことを思い出したり。

サビで赤い糸を表すのに小指を立てて踊るのが可愛くて可愛くて。一番下手側にいる颯くんの隣にカメラがあるのでいつもカメラの方を見て踊ってくれます。

2番からは下に下りてきて、大輝さんと雄大くんがそれぞれ一枚ずつ映画のチケットを颯くんから受け取るところ。

続いてやってきた徹さんと想太くん(そこがカップル設定でいいのか?)の分の二枚が足りず颯くんが両手でバツを作るんですが、先に入った二人がなぜか隣合わせの席に座ってイチャイチャしていたのが面白かったです。

ショーウィンドウのマネキン風になったり、雨が降ったり、ころころと場面転換しながら話が進み。

落ち込んでいたら手を握られる、というところで嬉しそうに振り向く颯くんが本当に可愛くて……(推しの可愛さ語彙力を失う)

ここでいよいよみなさんお待ちかねのキス顔披露です。

五人のアップがメインスクリーンに映り、映像担当さん最高!と思いました。

スポットライトが絞られて消え、全てが夢オチだったという面白いストーリーでした。

夢だと気付いた後の、「時計は朝10時」で右手で1、左手で0を作る振りが好きです。

(このときの颯くんの右手が、タイミングが合わないと雄大くんの足と衝突します(笑))

下手側に寄って歯を磨いたと思ったら上手側に走ってお水を飲んだり。

舞浜公演の時にステージが大きすぎて間に合ってなかったので、武道館ではちゃんといい距離感になっていて安心しました(笑)

最後に家を出て鍵を閉めて終わります。

この演出は本当に、ホールでできるからこそここまで遊べたので、初日にすごく嬉しかったです。

 

Fashionable

今まで使ってきたシングルやツアーの衣装が可動式のクローゼットで登場し、くるくると着せ替えながら次の衣装へと曲中に着替えます。

ホール公演中はあまり深く考えてなかったんですが、改めて今までの歴史を振り返りながら観た時にこれまでの衣装があんな形で演出に取り入れられているって、感動的すぎませんか。

それを意識してなのか、メンバーも今までより何着も衣装を手に取っては客席に見せていた気がしました。

想太くんの衣装替えを隠すのに、今まではわりと雑な感じでしたが武道館ではパフォーマーが真ん中で気を引いてたのがよかった。真ん中にいた颯くんがよかった。

毎回笑わせていただいた想太くんのコスプレ(?)ですが、この日は赤いスパンコールに苺の被り物でした(笑)

神戸公演で「本日の主役!」ってなっていたのが印象的だったかなぁ。

最初は白衣かなんかでそんなに派手じゃなかったのに、公演数を重ねるに連れて被り物が増えていった気がします(笑)

 

Cynical Life

Up to the Stars

ここにきて2曲まとめてですみません。

PHASE 4で披露され、アルバムに入ったこの2曲。

どちらもかっこよくて、振付も大好きです。

Cynical Lifeは歌詞が本当にシニカルで(笑)、そんなちょっとひねたところが大輝さんらしいなあと思います。

「偶然拾った栄光は永く続かないから そんな未来の保証なんてアテにはならないだろう?」という歌詞の通り、地道に頑張ってここまで道を作ってきた彼らだからこそこの先もきっと上に行けるんだろうな。

Up to the Starsはとにかく振りが好きで好きで……サビ前に頷くところがあって、そこが本当に大好きです。

あと「Follow me, Follow me」で両手でくいくいっと煽るところも。

そしてここで初めてセットが動き、真ん中を残して左右2つずつのトロッコ(と呼べばいいのかな)が段階的にせり出してきます。

 

映像1

ホール公演の時はそれぞれが今回のツアーやDa-iCEに向けた想いを語っていた部分です。

みんな良いこと言ってたんですが、一番心に残ったのは想太くんの「五人のパフォーマンスを観てもらうために、自分の歌声で背を向けた人を振り向かせたい」という言葉でした。

そんな風に思ってくれているボーカルあってこそのDa-iCEだと、改めて思います。

武道館ではPHASE 0から順に、今までを振り返る映像でした。

しかも前日に撮影したもの!最後に、五人が並んで武道館を見上げた姿が印象的でした。

私はPHASE 0は行っていないので、PHASE 1から一緒になって「ああ、そうだったな〜そんなこともあったな〜」と思い出しながら聞いていました。(そして泣いていました)

颯くんが、「今までダンスがかっこよければそれでいいと思っていたけど、表情で伝えるのも大切なんだと気付いた」という話には少し驚きました。

と言うのも、私が颯くんのダンスで好きなところはまさにそこで、もちろん動きのしなやかさとか指先まで綺麗なところとかもありますけど、表情がすごく良いんですよ。

だから、それは彼が元から自然とできていたわけじゃなく、意識して手に入れた物だったというところに感動しました。

ダンスで想いを伝えることに人一倍ストイックで、努力家な、そんな颯くんがやっぱり好きだなあと。

 

着れないままのコート

映像からの流れで着席のまま、バラードブロックへ。

初日で初披露されて以降、ツアーでもフェスでも去年の夏はこの歌と共に過ごした気がします。

報われないことに定評のあるDa-iCEの中でも、一番と言っていいくらい重いこの曲。

推しにばかり偏ってしまい非常に申し訳ないのですが、颯くんの感情の込め方が本当に好きです。

そう、それこそ前述の表情の部分!(上手いこと繋がった!)

時にマイクスタンドで代用されることもあるコートスタンドと一枚のコートでの演出。

この曲は、「死ぬまで人を愛するというのがどういうことなのか」というテーマで想太くんが書いた詩。

本人は夏歌だと言っていましたが、コートを着る季節を迎えることができなかった夏や秋に聴くのと、それを想いながら冬に聴くのとでまた感じ方が変わるのではないかなって思います。

 

REASON

大好きな曲、REASON!

Cynical Lifeと同時にPHASE 4で初披露して、ここまで温められていた曲です。

エビバディのリリースイベントで披露されたこともあって、吹き抜けに響くREASONは本当に気持ちがいいので、またどこかでぜひやってほしいです。

サビの「口づけを交わした」で口元に触れる振りが色気があって好きです。

あと2番のサビ終わりで「Memories」の後に両手の指先で頭をとんとんってするんですけどそこが何というか繊細ですごくいい。

大サビ前のCメロ「確かなものなど何一つないけれど」で颯くんが跳ぶところは、推しの見せ場キターーー!!!って感じです。(うるさい)

 

恋ごころ

今ツアー舞浜公演で初披露され、岡山公演からセットリストのこの位置に加わった最新曲。

個人的に、全バラードの中でこの曲が一番好きです。

振付されたのはすでに何回も名前を出しているMASAO先生。

色々な演出だけじゃなく、ダンサーさんなので振付もたくさんされていて、恋ごころのあのMVはこの方が付けたからこそだと思います。

武道館仕様で2番のサビの振りが変わっていて、MV寄りになっていました。

さすがに壁は出てきませんでした(笑)

 

MC2

たまに長引くショートMC。(笑)

全公演で必ず言っていたんですが、次の楽曲が雄大くんと想太くんが初めて会ったカラオケで一緒にデュエットした思い出の曲なんだそうです。

(想太くんのお姉さんとかもいたとか)

その曲をこうしてデビューしてカバーできて、本当に奇跡みたいなことだと思います。

 

A Whole New World

昨年5月に愛媛で行われた学園祭で初披露され、以降ツアーと共に全国各地……いや、全世界各地でここぞという時に披露されていました。

アメリカで歌ったときの大歓声は今でも鮮明に覚えています。

現地で待っていてくれた子達が、唯一全部一緒に歌える曲で、あまりの盛り上がりに嬉しそうに驚いた二人の表情も素敵だったなぁと、聴きながら思い出しました。泣きました。

ステージはプラネタリウムのような星空に包まれて、たまに流れ星も。

最後のサビではトロッコ(仮)に初めてメンバーが乗った状態で動きます。

舞浜公演では円形ステージでのくるくるになっていた演出です。

 

Umbrella

拍手が雨の音に変わり、この曲に。

初日に観て、ああこれは昔からの人が泣くやつだ、と思いました。

傘を使ったパフォーマンスはPHASE 0でのパフォーマンスと同じ振りです。

I'll be back初回盤付属のDVDにその模様が収録されていて、ファンになった頃に毎日繰り返しそれを見ていたことを思い出しました。

とはいえただの再現にしないところがMASAO先生、傘にプロジェクションマッピングしてしまうという演出力でした。

曲の最後に五人の傘が集まったとき、映し出されるgood byeの明朝体

きっとこの楽曲を入れるにあたり、メンバーからの要望も色々と取り込んでもらったんじゃないかなぁと想像しました。

 

大好きです、空。

昨年5月のアメリカライブで初披露でした。

アメリカで初披露したことには意味があって、遠く離れた地でも空は繋がっているからという想いからだそうです。

振付をしたのが、全ダンサーさんの中で私が最も好きなShow-heyさんです。

颯くんが言うところの「神」です。

直近だとw-inds.のバックダンサーでツアーを回っていて、新曲の振付もされています(さりげなく宣伝)

そしてRADIO FISHの一員として最近よくテレビにも出ているので、そちらは目にしやすいかもしれないです。

(RADIO FISHの振付もやってるそうです)

ご本人のダンスもめちゃめちゃ綺麗で、あと体格が似ているのもあってか少し颯くんと似た部分があると思います。

Da-iCEでは他にLOST LOVEも振付していて、どちらも歌詞を細かく入れてかつかっこよくて繊細で素晴らしいので、本当にShow-hey様に感謝してもしきれないです。

Da-iCEの魅力を引き出してくださってありがとうございます。

振りの好きなところをピックアップしていきたいところですがDATEより長くなるのでやめておきます(笑)

隅から隅まで、音のハメ方が最高です!

そしてアメリカライブ時点で颯くんが一番好きな振りはこの曲って言ってました!

 

映像2

なんだこれ!今までなかったぞ!

ということでここにきてホール公演と大きく違う演出が。

ちなみにホール公演ではこの時間にTOKIとHELLOどっちを歌うかを客席からの声の大きさで決めていました。

恋ごころから順に、遡るかたちで流れる各シングルのMV。

途中で、次に何を歌うのか気付いていた人もたくさんいたと思います。

SHOUT IT OUTまで遡ったらその前は……

 

I'll be back

インディーズ時代の唯一のシングルです。

衣装はホール公演と同じ、白いパンツにオレンジ・カーキ・黒のMA-1。

久しぶりの雄大くんの歌い出しに、もう涙が溢れて止まりませんでした。

メジャーデビューしてからもたまに歌ってくれてはいたと思うんですが、最近ずっと歌われていなかったんですよね。

泣きながらでも自然と当時のことを思い出して手が動いて、踊れたことにびっくりしました(笑)

自分が本格的に通い始めたのがこの曲のリリースの頃で、皆さんそうだと思うのですが好きになった当時の思い出は特別に色濃くて。

初めて振りを覚えて一緒に踊ったのもこの曲。

初めてDa-iCEを通じて友達ができたのもこの頃。

ダイバーシティのリリースイベントに行った時はステージ前に2列と、階段に少しお客さんがいるくらいでした。

CDを買ってたらテントからひょっこり颯くんが出てきてくれて、握手会の前なのにご挨拶できて嬉しかったな。

赤坂サカスの特設ステージでライブしたときには、間奏で全員が頷くタイミングで雄大くんが上手く合わせられなくて、間違えて恥ずかしそうに笑っていました。

それ以来いつも隣の颯くんを見ながら頷いていた雄大くんが、武道館のステージではちゃんと前を向いてしっかり頷いていて。

当時から一緒に観てきた友人と、泣いて叫んで抱き合いました。

 

BILLION DREAMS

初披露当時はBILLIONという名前だったこの曲。

発売2ヶ月前の2月14日、バレンタインイベントと称してサプライズのリリースイベントがあり、そのステージでシングル化が発表されました。

その時のメンバーの嬉しそうな、かつやってやったぜという誇らしげな表情が忘れられません。

ホール公演同様に徹さんのソロダンスパートはセットの上で、そして最後はパフォーマーが運んできた椅子に座って終わります。

 

Chocolate Sympathy

今ツアーで初披露の新曲でした。

椅子を使った新鮮なパフォーマンスがかっこよくて、今までにないくらいのセクシーな振付。

s**tkingzのkazukiさん振付だそうです。

右手を耳に添えて脚を大きく開いたり中腰になったり、サビで右手親指と左手親指で交互に口元をなぞったり。

歌詞もなかなかチャラチャラとしていて今までのイメージとは違うと思います。

そして最大の見せ場は最後に全員が椅子を倒すところ。

w-inds.でもTimelessツアーで涼平くんのソロで取り入れられていたのですが、友人が確認したところ全く同じ椅子を使用しているそうです。

というか、アレ相当頑丈にできていて他の椅子では壊れてしまうのだとか。

初日で、颯くんや徹さんが「超怖かった!!!」と正直に言っていました(笑)

仙台公演で徹さん、舞浜公演で雄大くんが失敗してしまいましたが、武道館ではどうにか全員怪我なく倒せてよかったです。

 

MC3

何を話していたか全然記憶にないのですが……コール&レスポンスしていたのはこの辺りだったかな。

武道館の座席はアリーナ・スタンド1階・スタンド2階に分かれます。

大輝さんが「3階!!!」と言った時点では、「あ~よくあるよくある、2階3階って言っちゃうんだよねぇ」と笑っていたのですが、続く徹さんがまた上に向かって「2階!!!」そして颯くんが1階席に「1階!!!」と叫びます。

あれ?合ってる……???ここ、TOKYO DOME CITY HALLだったかな???

雄大くんの「アリーナ!!!」は一旦置いておきましょう。

何度か繰り返すうちに、空気を読んだ2階席後方の皆さんは3階席の住人となりました。

チケットには、2階席と書いてあるのに……

ファンの皆様の順応性、素晴らしかったです。

 

WATCH OUT

私にとって「どっかで見たことあるこの演出」グランプリだったこの曲ですが、トロッコ(仮)にスピーカーが映って曲に合わせて振動します。

更にここでだけトロッコのスクリーンが上に動き、大変かっこよくなっております。

が、武道館ではメンバーが左右の花道にほとんどいたのでスピーカーにほぼ注意がいかなかったのが切なかったです(笑)

でも端まで走り回って踊る五人がすごくすごく楽しそうでした。

 

I got you back

暗めの照明がかっこいいI got you back。

初日公演と広島公演では暗すぎてサビの振りが見えにくい感じでしたが、名古屋以降改善されました(笑)

サビや間奏でガツガツ踊るところもかっこいいし、最初に両手で口元を覆うところも好きです。

「傷だらけになってもまだ 進めそう」で前屈みになって揺れるところもいい。

が、一番好きなのはラスサビのフリースタイルだったりします。

ここの颯くんが、すっごいかっこいいんですよ!!!

フリースタイルが入ってる曲は少ないので、お気に入りです。

 

ハッシュ ハッシュ

ラストスパート、全員がセットの上に立ってのハッシュです。

初日はほぼずっと右手で手摺を握っていた颯くんが、手摺から離れて堂々と立っていた姿に感動でした。

Bメロでの手拍子は初披露したときからあったわけではなくて、2014年のa-nationのリゾートステージの時に、自然発生的に起こったものでした。

最初は小規模だった手拍子を颯くんが拾い、他のメンバーが拾い、会場中に広がり、素晴らしい一体感でした。

その日以来続いている手拍子が、今度は武道館中に広がって。

客席を見回すと本当にたくさんの人が一緒に動いていて、すごくすごく綺麗でした。

一番端の颯くんが東側のスタンドを見上げて、嬉しそうなキラキラした表情を浮かべていたのが印象的で。

きっとステージから見る景色は最高だったんじゃないかな。

 

Back To The Future

希望に満ちた歌詞がすごくいい、昨年のアルバム曲です。

身内ネタなんですが、毎回「タイムスリッパー」と聞くと「元の時代に戻れなくなっちゃったか~」と思ってしまいますごめんなさい(笑)

1番のAメロで、颯くんが大輝さんと徹さんに引き上げられるような振りがお人形みたいで可愛いです。

「cheer cheer cheer you up」のところはみんなが真似できる振りで楽しい。

あとは最後に指で時計の長針と短針を表すところが特徴的。

ツアーのセットリストでずっとこの位置で聞いてきたので、イントロを聞くと少し寂しい気持ちになるようになりました。

 

エビバディ

本編最後!

思いきり盛り上がって、思いきり走り回って。

この曲のイメージといえば銀テープになりました(笑)

初日で2階席までたっぷり飛んだ銀テープには度肝を抜かれました。

え、全公演飛ばすの……!?と。

あまりこういう見方をするのは良くないのですが、何とまあお金をかけてもらえてるんだ、と。

銀テープが飛んだ瞬間、ファンはもちろん上に手を伸ばして必死なわけですが、メンバーも結構上を見上げていたりします(笑)

ステージから見ても綺麗なんでしょうね。

武道館仕様では、文字が変わっていました。

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En Core

Da-iCEのアンコールは基本、「だーいーす!だーいーす!」です。

(界隈によってこの辺のルールは色々あるので難しいですよね)

今ツアーでは照明さんがリズムを取ってくれるようになったので、徐々に揃ったアンコールがとても大きく響いていました。

改めて集まったファンの数とパワーを感じて、また涙が……

ホール公演ではアンコール1曲目はBamby Rideで客席降臨していたのですが、さすがに武道館でそれはしないだろうと。

そしてもしかして、という期待も込めてドキドキしながら待ちました。

 

New day

もう、あの印象的なイントロで絶叫と号泣でした。

「下向いてたら見えないよ!」と友人に言われるほどに泣いて、それでもちゃんと目に焼き付けようと必死でした。

大輝さんがこの後のMCでも言っていましたが、Da-iCEが結成当初に歌っていた、たった2曲しかなかったうちの1曲です。

私はその2曲だけを歌っていた時代を見ていませんが、あえてライブハウス風に絞られた照明の中で、VUENOSの小さな小さなステージを思い起こさせるDa-iCEがそこにいました。

最初は緊張して、たった2曲しかないのに振りが飛んでアドリブで踊ってた。そんな話を颯くんがしていたこともありました。

成功の道を歩んでいるはずの彼らが、あえて時間を巻き戻して、みんなを6年前に連れていってくれたんです。

 

To The Last Man

2曲目にこれがくるだろうことは、気付いていました。

気付いていても、やっぱり、感動で涙が止まらない。

言わずもがな、初期の2曲のうちのもう1曲です。

公式の表記はきっと「もう一度だけ」になるんでしょうが、ここはアンオフィシャルのブログなのであえてこの名前で書かせていただきました。

私なんかがこの曲について色々と書いていいのか正直迷いましたが、あの武道館のステージにどんな意味があったのか少しでも多くの方に知ってほしいので、知っている限りのことを書きます。

初期のこの曲はTo The Last Manという仮タイトルでずっとパフォーマンスされていて、当時は大輝さんと颯くんが付けた振りでした。

ある時にその振付を封印することになり、曲自体のパフォーマンスも一時期封印されたんです。

新しい振りになったTo The Last Manはメジャーデビュー後1年間音源化されず、セットリストには入っていても映像作品には残りませんでした。

そして、PHASE 3の初日広島にて「もう一度だけ」としてのリリースが伝えられ、To The Last Manという曲ではなくなってしまいました。

そんなこの曲がこの流れで披露されて。

2番では当時の振りを踊ってくれたのです。

メインスクリーンにバラバラとアルファベットが映り、もうしっかり見なくても何が書いてあるのかはわかりました。

曲の最後に映し出されたのは「To The Last Man」の文字。

このツアーで、なぜもう一度だけが入っていないのかという違和感が私の中にずっとありました。

それが、全てここに持ってくるためだったんだと気付いたとき、感動で震えました。

 

MC4

曲が終わっても客席の至るところで、たくさんのファンが泣いていました。

困ったように笑って「この空気で終わるのは……」と言う雄大くん。

大輝さんが先ほどの2曲の話を軽くして、盛り上がって終わろうよということで次の曲に。

 

パラダイブ

花道の端から端まで走り回り、次々と抱き合う五人の笑顔に、泣いていいのか笑えばいいのか感情がごちゃごちゃでした。

客席中が綺麗に色々なタオルで埋まった光景がまた綺麗で、公式の写真でメンバーもSNSに上げてましたがすごくいい景色でした。

もう、ステージよりも客席を見渡してばかりになってしまうくらいに(笑)

 

MC5

ここで次のホールツアーの発表と、メンバーそれぞれのコメントが。

一言一句は覚えていないしきっと何かの媒体で世にでると思うので、ざっくりと。

トップバッターの颯くん、いきなり涙で言葉が出なくなってしまいます。

「待って……」と小さく震える声で言って顔を背ける姿が、ずっと変わらず泣き虫な颯くんで。

でも、今日は本当はもっともっと泣きたかっただろうに、よく我慢した!と思いました。

みんなのおかげでこのステージに立てて、本当にありがとう。今日は家族も来てくれていて、武道館に来るの、初めてなんです。矢沢じゃなくてDa-iCEなんです。こんな親孝行ができたのも、みんなのおかげです。

という感じのことを言ってました。

矢沢永吉さんは颯くんのお父様が大好きなんだそうです。

颯くんは本当に家族を愛していて、愛されていて、いつもご両親への感謝の気持ちを真っ先に言う子です。

と言うのもきっと、Da-iCEとしてインディーズで活動してきた頃もその前にavexのレッスン生として東京に通っていた頃も、群馬から通っていたからなんじゃないかなと思います。

片道2時間以上かけて東京まで通うのは、ご家族のサポートなしでは成し得なかったと思います。

それでも才能ある颯くんを信じて、支えてきてくださったご家族にそりゃもう感謝が止まらないです。

ざっくりと言ったのに長くなってしまいました、推し故に……

続いて想太くん。

ボロボロ泣きながら話す姿にもう、こっちも涙が止まりませんでした。

たった1人のお客さんが、今日は9000人にもなった。歌ってきてよかった。そして、いつもファイナル公演を観に来てくれていて今日も来てくれている家族が、次のツアーでは地元で待っていてくれるのが嬉しい。

というような感じでした。

次のファイナルは神戸のワールド記念ホール

次のツアーは全員の凱旋公演がありますが、中でもファイナルでアリーナ公演は凄いことだと思います。

雄大くんは、言葉がまとまらないままに話しはじめ、それを優しく待っているメンバーの表情が温かかったです。

人前に出ると笑ってしまうのに、やっと慣れてきたと冗談混じりで言っていました。

この日はお馴染みの雄大くんのお友達もたくさん来ていて、昔は一般のファンと同じようにチケットを買ってスタンディングの真ん中で盛り上げに来てくれていたのを思い出しました。

当時のアンコールも誰よりも盛り上げてくれて、雄大くんの成功をすごくすごく応援してくださっているんだと思います。

颯くんと想太くんの挨拶でうるうるしていたのに雄大くんで収まったという徹さんが改めて最初に言ったのは、

こんなに頼りになるリーダーはいない。

でした。

その時の大輝さんが、ちょっとふざけて誤魔化していたけれど、本当に嬉しそうで泣きそうな顔で。

雄大くんのことも、想太くんのことも、颯くんのことも。

みんな、頼りになる最高のメンバーだと。

徹さんの、こういうことをさらっと言えてしまうところがずるい。

本気でそう思っているであろうところがずるい。

頼りになる、と言われたそれぞれが照れたように笑って、もう本当にどんだけお互いを好きなんだろうと。

最後の大輝さんは、

今日ここに来たくても来れなかった人がたくさんいるから。みんなの力で、その人たちに伝えてあげてください。その方が伝わるから。全国に……いや、全世界に待っててくれる6面がいるから。もうネタバレも解禁だし、よろしくお願いします。

というような感じのお願いを。

全国から全世界に言い直したときに、力強く確信していた大輝さんの表情に、きっとアメリカで待っていてくれたファンの子達のことを思い出しているんだなと思ったら私がアメリカで出会った友人達の顔が一気に浮かびました。

私にとってもすごく感動的だったし、やっぱり彼らにとっても、異国で待ってくれているファンの存在はすごく大きな支えになったんだなと思いました。

大好きなアメリカのみんなに、大輝さんの想いが伝わりますように。

このブログを英語で書ければよかったんですけど、そんなわけにはいきませんでした(笑)

 

You & I -5 Vocal edit.-

最後の曲です。

涙でぐちゃぐちゃになりながら、みんなで「Hey!Ho!」と叫びました。

普段は歌わないパフォーマーが唯一歌うのがこの曲。

毎回仲睦まじくじゃれ合う姿が可愛くて、でもこの日はその姿も泣けてきました。

サビで跳んで、はしゃいで。

完全燃焼に相応しい曲だったと思います。

そしてスクリーンにはサプライズのメッセージ動画が。

会場前のファンからのメッセージで始まり、ツアーに関わるたくさんのスタッフさんからの愛情こもったメッセージも。

最後はDa-iCEにとって身近な、私達にとっても馴染みあるスタッフさん達でした。

最後の俊哉さんからの「6年間ありがとうございました」を受けて、曲の終わりに大輝さんが、大声で「6年間ありがとうございました!」と言いました。

 

MC6

まさか、ここでこんなに衝撃的なことが待っているとは思いもよらず。

恒例の、全員で手を繋いで「お疲れ様でした」と言おうという時でした。

雄大くんの口から、マネージャーの俊哉さんが退職することを伝えられました。

6年前に、この五人を集めて、Da-iCEというグループを作ったのが俊哉さんでした。

Da-iCEにとってのお父さんで、バン一つで移動していた頃からずっと一緒にいた大切な存在。

Da-iCEが武道館に立つことをきっと誰よりも喜んで、待ち望んでいたであろう俊哉さん。

無愛想だし照れ屋だし、「全然まだまだだよ」なんていつも言っているけど、本当はきっとDa-iCEの成長を一番知っている俊哉さん。

二度と会えないわけではないけれど、未だに信じられないです。

泣きじゃくる雄大くんの背中を撫で、優しくなだめる他のメンバー。

(その頃私は俊哉さんの姿を探してキョロキョロしていましたが見付けられませんでした)

このときに、アンコールの2曲に込められた、俊哉さんが育ててくれたこの6年間の全てを大切にしているメンバーの気持ちが伝わってきて。

だからこそ、大成功の武道館公演で本当によかった。

 

 

以上で、レポートは終わりです。

書いていて、何度も思い出して泣いたし、まだまだ書ききれないこともたくさんあります。

結構昔を振り返ることも多くて、昔の自分のことも思い出しました。

Da-iCEを好きになってから、たくさんの友達がDa-iCEを知ってくれて、好きになってくれて。

普段は来ないけど武道館にならと来てくれた友人もいて。

CDやアーティストカードを受け取ってくれて、テレビに出ていたら見てくれて、ちゃんとそういうの、メンバーもわかってくれているんです。

これからもっともっと、私にできる何かを考えて、Da-iCEの魅力を知ってもらえるようにまた頑張ろう。

そんな風に思いました。

Da-iCEがもっと上にいくために、もっともっと知ってもらうために。

きっと今までとは違うやり方じゃないと意味がないので、ゆっくり考えていこうと思います。