GANMIの #JG計画 第2弾の話

7月2日、現在わたしは佐賀県にいます。

最近いつも応援しているGANMIというダンスクルーが今日は佐賀でJG計画というライブをするからです。

このJG計画は3月から始まり、第1弾では主要都市6箇所の公演、第2弾では約1ヶ月で西日本22箇所を回ってきました。

今日の佐賀が第2弾の最後、次は9月の第3弾となります。

 

西日本公演を回ってみて感じたことはたくさんあって、第1弾と第2弾は全然違う気持ちになりました。

これまでのGANMIって関東が中心の活動で、ワンマンで地方公演をすること自体がこの計画で初めてのことでした。

だから2月まではわたし自身も関東に行くことが多かったし、なんとなく顔触れもいつもいる人は同じだと思ってたし、すごく狭い世界に感じていたのが正直なところ。

いざパートナーとして一緒に関西を回ってみたら、もちろん初めて来るってファンの方もいたけど、関西で何度も来てくれる人の顔を自然と覚えてきて「あ、これが関西の空気だな」っていうのがなんとなくできていました。

渋谷や川崎じゃなくても、関西にも、そしてきっと中国・四国や九州にも、熱く応援する人たちがこんなにいるんだって感じました。

入り口で何回か立ってただけのわたしがそう思うんだから、メンバーはもっともっとそれぞれの地方でのあったかさを感じてたと思う。

日程的に関西が一番最初に『JG計画パートナー』の役目が終わったわけですが、最終日の京都公演以上にその後で行った愛媛公演で寂しさを感じました。

愛媛県が関西じゃないことは重々承知していたけど、いざ会場の前で並んでみると、関西にいた1週間余りの間誰かしらいた子達がいないことを実感して。

改めて関西は終わったんだなって感じて寂しくなりました。

わたしがそんな風に感じてるから、その土地のファンの人はきっともっともっと寂しい。

大好きなアーティストが数日間自分が住んでる地域を回ってくれて、毎日会いに行けて、そんなの夢みたいで……

でもそれが終わったら“いつか”を待たなきゃいけなくて、本当に夢が醒めたみたいになると思うのに、「来てくれてありがとう!」って笑顔で言えるみんなは本当に強いです。

これを各地域で繰り返して、同時にその地域でたくさんのファンと出会って、ステージから見たときはもっともっといろんな感情が生まれるんだろうな。

こればっかりは現場に行ったからこそ感じることだと思う。

 

もちろん何度も行く人が偉いとかそんなことはなくて、むしろ毎公演客席が同じ人だったら絶対つまんないし何度も行きたいと思いません。

初めてGANMIに出会う人たちがいるからこそ、演出にワッてなる声に呑まれてわたしも初めてGANMIを観たときみたいな気持ちになれるし、会場の空気はそういうその日に来てくれた地元の人が作っていると思う。

以前Da-iCEアメリカ公演に行った時に、この空間にいる人とはもう二度と会えないんだって思ったら終わるのがめちゃくちゃ寂しくなって最後の曲でずっと泣いてたんですけど、JG計画に行くと毎回似たような気持ちになります。

その日にしか出会えない空間で、でもその地域での“いつメン”もいて、こういうツアーはなかなかないし無料ライブだからこそだと思います。

 

今日で最後の西日本公演、きっとまた寂しくもなるけど、それ以上に楽しんで、笑顔で終われますように。

そしてまたGANMIと一緒に西日本に来れますように!