Da-iCE TWO MAN LIVE TOUR 2022 -REVERSi- vs w-inds.感想文①


2022年7月3日、4月から始まったDa-iCEの対バンツアーの最終公演が行われました。
札幌で行われたこの公演の対バン相手はw-inds.
他の公演での私がそうだったように『今日はDa-iCEのついでにこの人も観れるのか〜』くらいのテンションのDa-iCEのファン(以下6面さん)もいただろうし、逆に『Da-iCEってたまに話には聞くけどちゃんと観るの初めてだなぁ』って感じのw-inds.のファン(以下crewさん)もたくさんいたと思います。
でも会場には私と同じように両方のアーティストを応援してきた人がたくさんいて、そんな人たちにとっては本当に特別で大切な3時間になったことでしょう。

北海道公演を含む第3弾の日程が発表されてからというもの、今までに関わったいろんな友達と連絡を取って一緒に行こうとか現地で会おうとか迷ってるなら行った方がいいよとかいろんな話をして。
w-inds.のファンクラブツアーのセットリストを眺めながら、この中のどの曲をやってくれるのかなとかこの曲をやってくれたら青いペンライトが揃って絶対綺麗だろうなとか想像しては楽しみが増して。
Da-iCEのセットリストはもうわかってたので)
Da-iCEの写真集発売の対面イベントでも、前日の慶太くんのメンバーシップ配信でも『楽しみです!』って伝えるくらいに楽しみにしてました。
掛け持ちの人間として何か伝えられることはないかと思って(張り切りすぎ)相関図を作ってみたり

別記事で年表も作りました。
kt115h.hateblo.jp
(これはたぶん事前に読んでたら結構MCの予習になったと思う)

Da-iCEのファンの中では私もだいぶ長い方に入ってきたとは自負しているけど正直マジョリティーな立場にはなれていなくて、年齢層とかみんながどんな音楽を好きなのかとかよくわかってないしw-inds.のどの曲がウケそうとかの予想もつきませんでした。
1/3ずつがお互いのファン、1/3が掛け持ちファンみたいな感じのこの日の客席はたぶん他の対バンよりやりやすくはあったけれど、それでも1/3ははじめましてのお客さん。
フェスに強いとはいえどんな雰囲気になるのか想像がつかなくて、若い子にちゃんとMC笑ってもらえるかなとかいらん心配もしたりして、始まるまで何に緊張してるのかわからないくらい緊張しました。

18:00に最初にステージに立ったのはw-inds.
Eh yeah〜♪
M1のRock your bodyのイントロが流れた瞬間、
杞憂!!!!!!!!!!!
ってなりました。心配なんていらねぇわ。
もう今日のライブは最高で最強ですありがとうございました。
開演と同時に体が勝手に飛び跳ねていて、マジで後ろに人がいなくてよかったと思いました。(座席の構造に感謝しかない)
演出をDa-iCEと同じMASAOさんがするとは聞いていたのですが、初っ端から夏のツアー並にスクリーン駆使しててこれが1回限りってもう、興行じゃなくて金のかかった趣味なのでは?レベル。
大丈夫?あと10回くらいやってくれていいよ?????
ステージ構成はMASAOさんがInstagramに写真を載せてくれてました。


このRock your bodyはじまりの演出は2013年のツアーAWAKEとほぼ同じなので6面さんはdTV等でぜひ見てみてほしい。
当時とパート分けが違うのと映像のフォントも違うけど、今見たら『これこれ〜!』ってなりました。

M2のGet Down、作詞作曲が慶太くんでコレオはみんな大好きShow-heyさん(Da-iCEだとBACK TO BACK等)です。
この日もバックでサポートしてくれていました。
発表がDa-iCEだとイチタスイチと同じくらいの時期の曲で、ちょうどこういうゴリゴリなダンス曲がきてたな〜と思ったり。
Future/Pastというツアーの1曲目で、最終公演の日に撮影OKだったのでYouTubeとかに結構映像が上がってたりします。

M3は最新アルバムのリード曲Strip、これも作詞作曲が慶太くん。
初見の人に歌詞まで伝わったかどうかわからないけれど歌詞が強いです。
個人的にはKartellのアンサーソングに近いというか、大輝さんが現状の苦悩とか思いとかいろんなものを綴っていたのと同じように、Stripには慶太くんの立ち位置での経験や葛藤やこれからの戦い方が綴られている気がします。
コレオはGANMIのSota Kawashimaくん(Da-iCEだとTOKYO MERRY GO ROUND等)で、直近のファンクラブツアーの1曲目でした。
1曲目に持ってこれるくらいの盛り上げ曲を3連続で持ってくるのがエグい。

M4のTime Has Gone、ファンクラブツアーの時点で好きすぎて絶対やってくれ〜〜〜と思ってたけどやってくれて嬉しかったです。
これも作詞作曲慶太くんで、コレオはGANMIのkooouyaくん(Da-iCEだとRevolver等)です。
kooouyaくんの振りは毎回細かすぎてなにやってるのか脳の処理が追いつかない(褒めてる)けど、この曲は特に緩急の急の時がエグい。わけわからん(褒めてる)。
kooouyaくんはものすごい細かい音まで拾ってるので、振りを見て『そこにそんな音あった!?』てなってよーく聞いたらリズム刻んでるとかあります。天才。
MVがめっちゃくちゃにかっこよくて、モノトーンな映像にするために慶太くんは金髪にしたらしいんですけど、ライブ映像でもこの曲だけモノトーンになってるのが粋で。
INVISIBLEというツアーなのでdTV等でぜひ見てください。(dTVの回し者なの?)
サビでボーカルドロップという少し前に流行った手法を取り入れていて文字通りボーカルがないんですが、大輝さんが以前Da-iCEのコンセプトとしてボーカルドロップはしないっていう話をしていたので同じダンスボーカルでも大きく見せ方の違う曲なのかなって思います。
サビ前のカッ!てなるところが照明も揃って最高に気持ち良い。

M5DoUも作詞作曲慶太くん、コレオがShow-heyさんです。
上でShow-heyさんのコレオにBACK TO BACKを例にあげましたが(なぜなら颯くんがMCで言ってたから)個人的にはLOST LOVEとか空を推したくて、Show-heyさんの歌詞の拾い方がたまらなく好きなんですよ。
この歌詞でこうくるかぁ〜っていうのがほんとShow-heyさんなので特にサビとかMVで見ていただけると嬉しい。
w-inds.パートはずっと6面さんに向けてプレゼンしてます)

MC1回目
どこのMCで何喋ってたか記憶があやふやなので全体的に順番違ってたらすみません。
パフォーマンス中とMCでガラッとキャラが変わると噂のw-inds.さん。(こちらとしては慣れすぎて全然ギャップとか感じてないですが……)
Da-iCEに呼んでもらって嬉しいってずっとニコニコしていて可愛かったです。
『今日は青がw-inds.のファンで赤がDa-iCEのファンって感じなんですかね?そういうの気にせず両方盛り上がってくださいね!』って感じのことを言ってた気がします。
演出をMASAOさんにお願いできたことに加えて、Da-iCEの舞台監督をしていたのが昔お世話になっていたダンサーさんだったそうで嬉しくて登場直前まで世間話してたらしいです。(余裕ありすぎマン)
1st Messageとagehaに付いてくださってたHIDE(HIDEMASA MAKI)さんで、帰ってから確認したらSiXツアーのクレジットにもしっかりいらっしゃいました。
ダンサーから裏方に回る人も多いとは聞くけど、ステージを作ってくださる方に元ダンサーの方が多いと心強くて嬉しい……!
w-inds.の二人は本当にたまたま、数週間前に『最近会えてないけど今何してるのかな〜』って話してたそうで、偶然にも会えたのが嬉しかったようでした。
なので対バンでありながらホーム感もあって、すごくやりやすいって言ってました。
北海道はw-inds.にとってコロナ禍最初に中止になった公演の場所でもあったので、対バンに呼んでもらえただけではなく場所が北海道だったことにもすごく感謝していました。
客席にも、久しぶりにw-inds.に会えたってcrewさんがたくさんいて私もコロナ禍じゃなかったらあの時北海道に来ていたはずだったのでリベンジできてよかったです。
あとは慶太くんが『Da-iCEとはw-inds.Fesぶり?』って言ってて、ちばさんが『いや、Spring……?』ってなって(POPSPRINGのこと)『Springって何?春ってことしかわかんないんだけど?あ、ハロウィンもあったか!』ってなってました。
一番直近は2019年のモンスターハロウィンね!(笑)
あとちばさんがお水飲みに行こうと下手側に行ったら上手側にお水があったらしくて、スタッフさんが慌てて裏で持って行ったらしく『そこもちゃんとリハしとけー!(笑)』って慶太くんがつっこんでました。

M6のMake you mine、2人体制では初披露のこの曲。
まさかの椅子がでてきてびっくり。
6面さんから見たらそういう曲なのかなって思うかもしれませんが椅子を使うのはこれが初めてでした。
Da-iCEもChocolate Sympathyを踊る時に使ってたいつもの椅子です(あれ見たら倒すのかなってドキドキしたけど倒さなかったね)
演出上少し変えてそうですがベースのコレオはMASAOさん(Da-iCEだと恋ごころ等)。
この公演のために椅子の演出新しく作るってどんだけ気合入ってるんですか。好きです。

M7がTemporary、作詞作曲慶太くんでコレオはkooouyaくんです。
全部そうだけど、この曲でしかやらない声の出し方というか歌い出しの声色が最強に良いんですよ……
フェス系でわりと推し曲のイメージだけど、その日のステージに合わせて色が変わるから本当にこの曲好き。
そんでkooouyaくんの音取りも素晴らしい。

MC2回目
Da-iCEのことは違うグループだった時から知ってて……あっこれ自慢とかじゃないんだけどね?』って古参マウント取ってくる慶太くんが面白かったです。
ちなみに違うグループって言ってたのは前のグループ名の話で、お披露目前に東日本大震災の影響でライブが延期になってグループ名も変わることになったっていうだけで前身グループとして活動してたとかじゃないです。
出会いからの話をしようとして、『これってDa-iCEもいるときにするべき?』という流れに。全然してくれてよかったけどね???
うだうだしてるうちに準備中の大輝さんがステージに出てくることに(笑)
『最後にもっかい呼ぶんで!その時にお願いします!』とだけ言ってまた去っていくサプライズ?ハプニング?
『まだ出てきてない大輝をこんな形で呼んじゃって申し訳ない……みんなかっこよく登場するところ見たかったよね、ほんっとうにごめんね!!』ってガチ謝りする慶太くん。
(ファン的にはむしろ美味しかったのでは?)
『エイベックス出禁になるわ……』とへこむところにちばさんの『いや一回も入ったことないから!俺らポニーキャニオンだわ!』のつっこみ。
ほんと最初から喋りたいだけ喋り倒してて笑いました。
大輝さんのあんな姿(言い方)見たくなかったファンの方がいたら、私からもごめんなさい(?)

幅広いジャンルを歌ってきたので、バラードも聴いてほしいということでM8が四季
メンバーが踊ってないのに客席のペンライトが揃う揃う。
四季はこの日のセットリストでは一番古い楽曲で、初期の楽曲を作ってくれていた葉山拓亮さんの曲です。
葉山さんの楽曲はいつも”あの頃のw-inds.”を感じさせてくれて、当時少年だった彼らには少し背伸びしたような切ない歌詞と綺麗なメロディーの楽曲。
踊ってなかったですがMASAOさんが最初にw-inds.に振り付けた曲でもあります。

M9はI’m all yours
わりとフェスの定番曲でありながら最近はやってなかったこの曲、これも2人体制ではこの日が初めて。
あまりに違和感がなさすぎて私も忘れてましたが(笑)
ペンライトを横に振るように促され、あっという間に客席の動きが揃ったのが凄く綺麗で一体感がありました。

MC3回目
ちばさんが、時期は重なってないけど大輝さんと同じアクターズスクールでしたって話を。
札幌出身なので、って言った時にざわっとした6面さん(地元の方なのかな?)もいたので、地元出身アーティストとして覚えてもらえたら嬉しいな〜って思いました。
あとは会場から15分歩いてみんなでラーメン屋さんに行ったそうで(歩こうって言ったのはMASAOさんらしい)、汗だくで店に着いたらまさかのエアコンが点いてなくて。
扇風機もなく、カウンターにある団扇で扇ぎながら暑い中更に熱い炒飯とラーメンを食べたと。
慶太くんが『暑すぎて味なんて覚えてませんもんね!(笑)』と言ったらちばさんが『僕は覚えてますよ、美味しかったです』とマジレスしたので、慶太くんも『僕盛っちゃう癖あるんですよね〜本当は覚えてます、美味しかったです』って観念してました(笑)
あとちばさんは同じ系列の店舗でも、東京と北海道じゃ味が違って北海道の方が味噌ラーメンに甘みがある気がすると言ってました。
w-inds.のMCはいつも何も考えずに喋ってて、マネージャーもいつも曲の感想なんか言わずに『今日MCよかったです!』ってMCのことしか言わないからいつもMCの出来だけ気にしてるとか(絶対盛ってる)
慶太くんが『Da-iCEのMCしっかり見て勉強させてもらおう!』ってやんわりプレッシャーをかけてて面白かったです。

ラストスパートのM10がLet's get it on
今井了介さんプロデュースの2011年の楽曲で、11年経った今でも新しくてかっこよくてノれる曲。
初披露が2010年冬の横浜アリーナだったと記憶してるんですが、全員初見でも拳を動かしてたのが懐かしいです。
以前音大生の友人に、『この曲小節の途中で折り返してるからリズム取りにくいはずなのにファンの人たち凄いね』って言われたことがあるんですが赤いペンライトもちゃんと参加してくれててさすがダンスボーカルの界隈だなと思いました(笑)

M11が今w-inds.の楽曲の中で(たぶん)一番有名なBeautiful Nowでした。
大輝さんと一緒にTHE FIRSTに出てたのもあったので6面さんの知名度はあるのかなって勝手に思ってましたがどうでしょう。
作詞はw-inds.2人で、作曲は慶太くん。2人体制初の楽曲だったのでもう一つのデビュー曲のような存在です。
コレオはGANMIのSota Kawashimaくんとkooouyaくん。
もう21年も走り続けてきてくれたのに、今でも『諦めない どんな時も』って踏ん張ってくれてることは当たり前じゃないし凄いことだと思います。
推しがこうして頑張ってくれてるんだから、こちらも応援で少しでも返せたらいいなって。

最後のM12はNew World - Reflection Remix by DMD
2009年に発売されたNew Worldという楽曲を2017年にDMDという慶太くん含むプロデュースチームがリミックスした楽曲で、コレオはkooouyaくんです。
楽曲についてもっと知りたくなったらこちらに詳しく書いてます。
kt115h.hateblo.jp
先月開催されたMTV LIVEでもこれでぶちかましてきたという噂は聞いてましたが、今回もばちばちにかましてて最高で。
楽曲の世界観のまま捌けていくのが本当にかっこよくて余韻たっぷりでした。

バックについてたダンサーさんはShow-heyさんの他にMASATOくん(Da-iCEだとイチタスイチの大輝さんソロteaser)、Daiki Ohtaくん(Da-iCEだとDamn it!)、Kodaiくんの4名でした。


ここで転換があり、20分くらい休憩(精神的にも肉体的にも)。
時間見たら19:14とかで、正直このツアーでここまで押してたのw-inds.だけだと思います(笑)
一緒に観た友人に『バンドなの?』って聞かれたんですが、そうなんですよ今ツアーから(正確には去年のNovelbrightさんとの対バンから)バックバンド付きでやれるようになったんですよDa-iCE
w-inds.も夏のツアーではずっとバンドさんとダンサーさんを引き連れてやってたので、crewさん的には馴染み深かったんじゃないかな。


②に続く
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